
直葬にしようと思ってるんだけど、直葬の流れってどんな感じなんだろう?
こんな疑問に答えていきたいと思います。
この記事でわかる事
直葬の流れ
この記事を読めば直葬の全行程を知ることができます。
直葬はどんな葬儀?
直葬は、通夜や告別式を執り行わずに、火葬のみで故人とお別れをする葬儀形式です。
別名では「火葬式」や「茶毘式(たびしき)」とも言われます。
直葬の流れを解説
直葬の流れは大きく分けて6工程あります。
- ご逝去
- 移動と安置
- 葬儀社との打ち合わせ
- 納棺
- 火葬
- 収骨
1つずつ解説していきます。
ご逝去
病院でご逝去されると、末期の水を飲ませてから看護師の方達が故人を綺麗に清拭してくれます。
遺族はその間に葬儀社への連絡をし、安置できる場所を確保します。
病院から葬儀社を紹介されますが、事前に葬儀社が決まっている場合は断っても構いません
移動と安置
法律により、亡くなってから24時間は火葬をすることができないため、葬儀社が決まったら、葬儀社の搬送車で遺体を安置場所まで搬送します。
葬儀社によりますが、安置場所までの道中に故人との思い出の場所を通ってくれる葬儀社もあります。
自宅を安置場所とする事も可能ですが、安置用の寝具が必要。
葬儀社に預かり安置を依頼する場合は、面会不可の可能性が高いので注意が必要です。
葬儀社との打ち合わせ
葬儀社の担当スタッフとの打ち合わせで、火葬場や僧侶の手配をどうするのか決めていきます。
ココに注意
不必要なオプションを提案してくる葬儀社もあります。
必要のないオプションは断るようにしましょう。
葬儀社との打ち合わせは1人ではなく、2人以上で臨む方が安心です。
各葬儀社でプランの内容は変わりますが、以下のようなオプションを付けることが可能です。
よくあるオプション
- お別れ花
- 棺上花束
- 僧侶の手配
- 付き添い安置
納棺
故人を仏衣で包み、棺へ納める儀式です。
この時に、故人が好きだったものなども一緒に納めることができます。
ただし、何でもかんでも納められるわけではなく、以下のものは棺に納めることができません。
棺に入れられない物
- メガネ
- 腕時計
- 指輪
- 入れ歯
- 革製品
- ビニール製のもの
- お金・お札
- 分厚い本・アルバム
- プラスチックパッケージのお菓子・缶ジュース・水分の多い果物
基本的には、故人の愛用していた服や手紙を入れる事が多いです。
心配な時は葬儀社のスタッフに尋ねましょう。
火葬
火葬場に到着したら、火葬許可証を提出して火葬を行います。
事前に読経をお願いしていた場合は、ここで炉前読経をしていただけます。
収骨
火葬後に火葬場の係員の指示に従って骨壷に遺骨を納めることを「収骨(しゅうこつ)」と言い、遺族の方が2人1組となって、足元から順に遺骨を骨壷に入れていきます。
やり方は火葬場の係員から指示がありますので、その指示に従えば問題ありません。
一般的な葬儀との流れの違い
一般的な葬儀と直葬の流れを表にして比べると下記のようになります。
葬儀の流れ | 直葬 | 一般的な葬儀 |
ご逝去 | ◯ | ◯ |
搬送と安置 | ◯ | ◯ |
納棺 | ◯ | ◯ |
通夜 | ◯ | |
告別式 | ◯ | |
出棺 | ◯ | ◯ |
火葬 | ◯ | ◯ |
収骨 | ◯ | ◯ |
食事 | ◯ | |
解散 | ◯ | ◯ |
通夜や告別式を挟む葬儀の場合は、通夜と告別式で2日かかりますが、直葬の場合は、ご逝去から1日で火葬まで執り行うことができます。
【まとめ】【全行程解説】直葬の流れはどんな感じ?
今回の内容をまとめます。
直葬の流れは流れは6工程あります。
- ご逝去
- 移動と安置
- 葬儀社との打ち合わせ
- 納棺
- 火葬
- 収骨
一般的な葬儀との違いは「通夜と告別式、食事」があるのか無いのか。
棺に入れらないものは以下の通りです。
棺に入れられない物
- メガネ
- 腕時計
- 指輪
- 入れ歯
- 革製品
- ビニール製のもの
- お金・お札
- 分厚い本・アルバム
- プラスチックパッケージのお菓子・缶ジュース・水分の多い果物